フェンスの修理はどこに頼む？修理費用の目安や火災保険が適用できる条件も紹介

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フェンスの修理はどこに頼む？

自宅のフェンスは、敷地の境界を示す・人や動物の侵入を防ぐ・外からの視線をさえぎるなどの役割があります。

そのフェンスに損傷があったとき、修理はどこに依頼したら良いのでしょうか。ここでは、フェンス修理の依頼先と、それぞれのメリットを紹介します。

外構工事会社

住宅におけるフェンスは、「家の外に置く・設置するもの」を総称する、外構（がいこう）という扱いです。この外構工事を専門に扱う会社があります。

外構工事業者に依頼するメリットは、その専門性や経験の豊富さから、高いクオリティが期待でき、難しい修理でも対応してもらえる可能性が高いということです。

リフォーム工事会社

フェンスや門などの外構修理を請け負うリフォーム会社もあります。リフォーム会社に依頼するメリットは、フェンス以外にも住宅の内外で修理が必要な場合に、まとめて依頼できる点です。

たとえば、塗装が必要な箇所は、おおむね同じタイミングで再塗装が必要になります。屋根や外壁、ベランダ、雨戸など、まとめて依頼することで工事費が安くなる場合もあるでしょう。

ハウスメーカー・工務店

自宅を建築したハウスメーカーや工務店に依頼するという方法もあります。フェンスの修理がアフターサポートの範囲内であれば、ハウスメーカーや工務店に依頼するのがスムーズでしょう。

既に関係性があるため、相談や依頼がしやすいというのがメリットです。しかし、ハウスメーカーや工務店は、外構工事を外注する場合が多いため、アフターサポート外の場合は、費用がやや割高になる可能性もあります。見積りを取って確認するのがおすすめです。

フェンス修理費用の目安

フェンスを修理するには、どれくらいの費用が掛かるのでしょうか。ここでは、フェンス修理費用の目安を紹介します。

塗装の修理

フェンス塗装の修理費用は、1平方メートルあたり4千円～1万円が目安です。塗装は雨や紫外線で劣化しやすく、外観を損なったりサビが発生したりする原因になります。塗装は5年～10年で塗り直しましょう。

木製フェンスの腐食

木製フェンスが腐食してしまったときの修理費用は、1平方メートルあたり3万円～4万円が目安です。削れた部分や穴が空いてしまった部分は、腐食を除去したあとパテで埋めて補強し、防腐や防虫効果のある塗料で塗装します。

フェンスの交換

破損の範囲が大きい、修理用の部品が生産終了しているなどで、修理ができずフェンスの全交換が必要な場合は、1平方メートルあたり3万円～7万円が目安です。既存フェンスの解体、そして基礎工事と新しいフェンスの設置工事が必要となります。

火災保険が適用できる条件とは

フェンスの修理は、火災保険で保障されるのでしょうか。ここでは、火災保険におけるフェンスの取り扱いや、フェンスの修理に火災保険が適用できる条件を紹介します。

フェンスは建物の付属物扱い

多くの火災保険では、フェンスは門や車庫などと同様に、建物の付属物として扱われます。そのため、火災保険が適用される条件を満たせば、フェンスの修理費用も補償されるでしょう。

火災保険で保障されるのは自然災害のみ

火災保険で保障されるのは、台風などの風災や、ひょう災、雪災などの自然災害によって損傷を受けた場合です。たとえば、台風による飛来物でフェンスが破損してしまった、雪の重みでフェンスがゆがんでしまった場合などが対象になります。

駐車場のフェンスに車をぶつけて損傷してしまった場合などは、自然災害によるものではないため、修理しても火災保険の対象外となるので注意しましょう。

フェンスは自分で修理できる？

フェンスは自分で修理できるのでしょうか。ここでは、DIYでのフェンス修理について紹介します。

DIYでフェンス修理は可能

DIYでフェンスの修理は可能です。アルミフェンスのような軽いタイプであれば、フェンス本体の交換もできるでしょう。

しかし、一般の人では、修理に必要な工具をそろえることや、部品の選定や入手が難しい場合もあります。フェンスをDIYで修理するときは、下調べや計画を入念に行いましょう。

工事業者に依頼する方が良い場合も

フェンスの修理は自分でもできますが、プロに依頼する方が良い場合もあります。特に、地面の掘り起こしが必要な基礎部分などは、強度や安全性が求められるため、プロに任せる方が安心でしょう。

また、きれいに塗るのが難しいメッシュフェンスの塗装や、既存フェンスを解体したときの廃材処理などは、費用と手間が掛かるため、工事会社に依頼する方が安く済む場合もあります。

まとめ

フェンス修理を請け負うのは、外構工事会社、リフォーム会社、ハウスメーカーや工務店などがあります。DIYでも修理可能ですが、強度や安全性を求めるならば、工事会社に任せるのが安心です。

自然災害によってフェンスが損傷した場合は、火災保険が適用される可能性があります。多くの火災保険は請求期限が3年間ですので、忘れずに申請しましょう。

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