シロアリ駆除にかかる費用の相場は?パターン別にわかりやすく解説!

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シロアリ駆除費用の相場はどのくらい?

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シロアリ駆除にかかる費用の相場は、1坪あたり5,000円〜10,000円程度と言われています。「1坪にかかる費用×家の一階部分の床面積(坪数)」で費用を求めることができます。例えば、30坪の一軒家の場合、費用は15万円〜30万円くらいが目安です。

業者によって「坪」表示のところもあれば「㎡」表示のところもあります。「㎡」表示の方が値段が安く見えますが、1坪=3.3㎡ですので計算にはご注意ください。

シロアリ駆除は費用が高いと思った方もいるでしょう。床下に潜っての駆除作業は過酷であり、大量の薬剤を使うため、費用は決して安くはありません。なお、シロアリ予防に関しても駆除と同じような作業になりますので費用に大きな違いは出ません。

ただし、工法の違いや業者の違いなど条件によって値段が上下します。なるべく安く済ませたいところですが、薬剤の性質や業者のサービスの違いなどをきちんと把握して選ぶ必要があります。この記事ではそういったチェックポイントも解説していきますので、参考にしてみてください。

シロアリ駆除に補助金は出る?

人によっては大きな出費となるシロアリ駆除ですが、残念ながら補助金が下りる自治体はほとんどありません。法人向けのシロアリ保険はあるようですが、通常の住宅では実費になってしまうのが現状です。

控除が受けられる場合も

補助金ではありませんが、業者にシロアリ駆除を頼んだ場合、確定申告の際に「雑損控除」の対象となる可能性があります。シロアリによる被害が発生した場合に限り(シロアリ予防は含まれない)、自分で駆除を行った場合は対象外です。詳しい条件などは以下URLから確認してみてください。

参考:シロアリ駆除の費用|国税庁
参考:雑損控除とは|国税庁

新築では駆除は必要ない?

新築で家を建てた際にシロアリ予防を行っている場合、約5年間は効果が持続しますのでその間のシロアリ対策は必要ないと言えます。

万が一シロアリが発生してしまった場合、ハウスメーカーや工務店による保証範囲内でシロアリ駆除・予防ができる可能性があります。築年数が浅い建物は、保証期間や保証内容を確認してみてください。

シロアリ駆除は自分でできる?

市販の駆除剤を使用して自分で駆除してしまえば、安く済むのではと考える方もいるかと思います。しかし、シロアリの駆除は危険が伴う過酷な作業であり、きちんと駆除を行うには専門知識と技術が必要です。

素人が十分と言えるレベルの駆除を行うのは難しいため、専門業者に依頼するのが賢明と言えるでしょう。

施工方法による費用の違い

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ここからは、シロアリ駆除の費用を左右する要素について解説していきます。まずは、施工方法の違いからです。

バリア工法

バリア工法は最もスタンダードな施工方法です。床下や木材の中など被害箇所に薬剤を直接噴霧して駆除を行います。即効性があり、ベイト工法に比べ安価です。費用相場は6,000円〜7,000前後です。浴室や玄関などは床に穴を開けてそこから噴霧する場合もあります。

テクノガード工法

バリア工法と同じように薬剤を床下に直接撒く方法ですが、薬剤が水性アクリル樹脂でできており、時間が経つと硬化します。それにより防湿工事の代わりにもなり、シロアリだけでなくカビにも効果があります。ただし、費用は一軒家で100万円程度と高額です。

ベイト工法

建物の外周に毒エサを埋め、それをシロアリが巣まで運ぶことで巣ごと駆除できる方法です。薬剤を撒く必要はなく、毒エサは人間や犬やネコなどのペットには無害なので、アレルギーや匂いなどの心配はありません。

費用は建物の外周の長さによって決まります。バリア工法の1.2倍〜1.5倍ほどになることが多く、概ね8,000円〜9,000円前後です。なお、効果が出るまでには数か月かかり、エサの補充など定期的なメンテナンスが必要です。

業者による費用の違い

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依頼する業者の形態によっても費用に差が出てきます。価格帯で比較すると大きく3種類に分けられますので、それぞれ説明していきます。

大手上場企業

大手上場企業にシロアリ駆除を依頼した場合、費用は1坪あたり10,000円前後とやや高額です。もちろん、法外な値段設定というわけではありません。中小企業と比較し、大手上場企業は広告宣伝費や人件費などが高いため、どうしてもシロアリ駆除の費用が高くついてしまうのです。

ただし、サービス保証やアフターサポートなどの充実度は申し分ありません。

個人経営業者

近年、個人でインターネットの仲介サイトに登録し、シロアリ駆除業者として活動する人が増えています。個人経営業者によるシロアリ駆除なら、1坪あたり2,600円〜9,000円程度と低価格で依頼可能です。

ただし、個人経営業者は玉石混交で、プロレベルとは言い難い業者を引き当ててしまう可能性もあります。シロアリ駆除の費用とクオリティはトレードオフの関係にあるというわけです。

ホームセンター

ホームセンターにシロアリ駆除を依頼した場合、1坪あたりの費用は3,500円前後に収まります。大手上場企業と比較すると格安ですが、仕事の質にバラつきが出やすいのが難点です。

ホームセンターは直接、シロアリ駆除に当たるわけではありません。実際の作業は契約している業者に依頼されるため、費用対効果を把握しにくいことは理解しておきましょう。

見積もり内容の確認・比較

ほとんどのシロアリ駆除業者は、契約の前に被害状況や建物の構造などを無料で調査し、見積もりを出してくれます。

調査は時間をかけて丁寧に行われますが、サッと見るだけの業者やその場で契約を迫ってくるような業者は悪質な可能性があります。また、見積もり費用の内訳や、記載されている項目以外の費用が発生する可能性があるかなど、不明点が残らないようにしておきましょう。

「日本しろあり対策協会」の会員か

シロアリ駆除業界の団体として「公益社団法人 日本しろあり対策協会」があります。この団体に所属している業者であれば、技術レベルや施工の質は信頼して良いでしょう。業者選びの際は、協会の会員であるか、協会が認定する「しろあり防除士」の資格を持つ職人がいるかなどを確認しておくと安心です。

参考:会員名簿|公益社団法人 日本しろあり対策協会

その他に費用に関わる要素

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工法や業者の違い以外にも、シロアリの種類によって価格が変わることがあります。また、追加工事などが必要な場合は、そのための費用が別途かかる可能性があります。

アリの種類

日本にいる主なシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類です。九州や四国・本州の一部に生息するイエシロアリは、全国各地に生息するヤマトシロアリに比べて被害が大きくなりやすいため、駆除費用も1.2倍〜1.5倍ほど割高になる傾向にあります。

また、日本にはほとんどいませんが、「アメリカカンザイシロアリ」という外来種の場合はさらに費用がかさむ可能性が高いです。

追加工事

建物の構造によっては、床下の空間を仕切るコンクリートを削る「ハツリ工事」や壁や床に穴を開ける「穿孔処理」などが必要になります。これらが基本代金に含まれている業者もありますが、別途請求される場合もあります。

また、被害が深刻で木材の交換や補修などが必要な場合はそのための費用もかかってきます。どの程度の工事をするのか、どの業者に頼むのか比較検討を行ってください。

カビ・腐れ予防にもなる「除湿工事」を駆除後に勧められる場合もありますが、こちらも本当に必要なのかよく検討してから行いましょう。

まとめ

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シロアリの予防や駆除は、思った以上にお金がかかることもあります。できるだけ費用を抑えたいところですが、安さだけで選ぶのではなく、施工内容やアフターケアなども含めて比較検討を行うことが大切です。

被害状況と必要な措置を知るためにも、調査と見積もりはしっかりと行ってもらいましょう。駆除費用そのものは安くても、後になって清掃代や駐車料金などを請求してくる業者もいるので、見積もりの段階で費用の内訳についてよく確認をとりましょう。

また、薬剤は約5年で効果が切れるので、シロアリ駆除・予防は5年おきが目安です。まだ築年数が浅いから、一度駆除したから大丈夫と思わず、定期的に点検をして被害を未然に防ぐことが大切です。

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